2013年7月31日水曜日

3学期の巻_完成、おひろめ(’_’v

番外編二、『文作成、校正、監修』

 三学期。「篠岡の良さがきちんと伝わる」を念頭に、いよいよ最終作業です。読み札用の文作成を学校で行い、入谷先生がチェック、同時にレイアウト編集作業をデザイナーが行う、を何回かくり返しました。
「ハッチョウトンボ」等手に入りにくいものは、資料を見ながらイラストにしました。札のうら面用に、篠小のシンボルであるメタセコイヤの木や実をみんなでかきました。
「わらび」等、季節がら写真さつえいのできないものは、地いきの事業所の方が手紙でのげきれい付きで、資料をとどけてくださったり。


 社会や国語の時間も使ったりして完成度を高め、ついに原こうが印刷会社に渡されました。さて、どんなカルタに仕上がってくるのでしょうか・・・


番外編三、『カルタ完成!カルタ仕分けと箱づめ』

 1月25日。みんなで真けんに取り組んできたカルタが、名古屋の印刷屋さんからとどけられました。自分たちが目指したカルタのできばえにびっくりです。自分の担当した札を見つけながら「本当に売っているカルタみたい」「早く遊びたい」等々こうふん気味に、あいうえお順にカルタを順にならべていきます。



 付属の解説書や地図を折りたたみ、あっという間に仕分けができました。
 後日、名古屋の箱屋さんからりっぱな箱もとどき、仕分けたカルタをていねいに箱づめしました。





<<<完成したカルタの一部>>>

ワークシート→カルタへ

児童のさつえい写真→カルタへ

児童のイラスト→うら札のもようへ


全部のカルタ※小牧市立篠岡小学校のホームページへ

十三、『カルタ大会』

2月6日。13回めの授業は生徒主さいの、地いきの人や関係
者をおまねきしての完成記念カルタ大会でした。読み手は入谷先生。お気に入りの札のエピソードをまじえながら、読んでくださいました。「この札だけは自分が取る」と、さすがに自分が作った札に対する思いは強く、歓声と拍手、
お手つきのなげきの声・・会場は大いにもり上がりました。


  楽しいカルタとりの時間はあっという間にすぎました。
「また、カルタ大会によんでください」という参加者からの声もありました。




 

十四、『ふりかえり』

映像で見る篠岡百話2012
14回めの授業、これで本当に最後のカルタ授業です。カルタづくりのメーキングビデオをかんしょうしました。オリエンテーションからカルタ大会まで約1年の、カルタづくりの記録が編集されています。なつかしのシーンにクラスはわき上がり、笑い、しみじみ・・。
素材の選定になやんだり、何度も文章を作り直したことが、次々に思い出されます。


映像で見る篠岡百話2012
そのあと、カルタづくりの苦労、楽しかった事、学んだ事等をふり返りました。また、別室では、一人ひとり、またはグループで、担当した札についての思いをビデオに残しました。

校長室で、代表児童からお礼の手紙とカルタのぞうていがあり、最後のおわかれをおしみました。
 こうして、楽しく苦労したカルタづくりは終わりました。








番外編四、おわりははじまり

児童のさつえい
 後日、ちょさくけんのいらい等をした事業所に、学校からカルタづくり完了の連絡をしました。「小牧出身ではないので知らないことが沢山ありましたが、カルタのおかげで小牧をすきになりました」「またカルタづくりの活動があったら、いつでも協力したいです」といううれしい感想をいただきました。また、「スクールバス」用の古いバスの写真を貸してくださった会社から、「札を資料館にかざっています」という連絡をもらいました。スカイステージ33さんでも、「スカイスーテジ33」の札がかざってあるようです。「札の写真の建物を知っている」という声もよせられました。
このように、篠岡カルタは作って終わりではなく、どんどんひろがっていっています。篠岡小の新しい伝統と宝、魔法のツールを手にした6年生が、篠岡の伝え手としてもっともっと、篠岡をすきになってほしいと願っています。

2013年6月29日土曜日

2学期の巻_素材の決定、さつえい・文作成(’_’v

九、『カルタ素材の選定と質疑応答、第一回目


 9月24日。2学期初めのカルタ授業です。今回つくるのは「いろはカルタ」ではありません。例えば「篠岡百話」「篠岡小学校」など「し」の札が何枚あっても良い事等、カルタの仕様について説明しました。
 次に、「これをカルタ札にしたいです」を発表し、入谷先生が答えるというプレゼンテーションをしました。


 
 1組と2組あわせて150個以上の素材が、いちらんにまとめられていました。でも、採用されるのは36個です。一つひとつ見ていきます。「桃」「柿しぶ」など1組と2組でかぶっているものもあります。



「生徒:シデコブシは他の地いきにもあると思いますが、カルタになりますか?」「入谷先生:篠岡にとっても代表的なものであれば、伝えたいですね」といったやりとりができていて、「篠岡独特のもの」という考え方が大分理解できてきているようでした。

 
 授業の後、校長室で素材リストの中にもあった「亜炭」を見せてもらいました。いわば石炭の赤ちゃんで、昔の篠岡には採くつ場が沢山あったと聞きました。果たして札として採用されたでしょうか?








十、『カルタ素材の選定と質疑応答、第二回目とデザインについて

  9月26日は前回の続き、プレゼンと質疑応答の2回目でした。「篠岡村」は「篠岡(という地名)の由来」につなげ、「篠岡中学校」は「篠岡百話」という札の中にいれれば良いなど、沢山ある素材は実は、つながっているものがある。札にしたいものが沢山ある時は一つにまとめる等、入谷先生にコツをたくさん教えてもらいました。

また、「須恵器(すえき)」は「篠岡47号」「篠岡古窯群(こようぐん)」の中に出てくるもので、「陶(すえ)の里」ともつながっていると教えてもらいました。これについても調べるとより良いカルタになると、アドバイスしてくださいました。

 次に、カルタの仕様(デザイン)についての説明をしました。ちょっとむずかしいかもしれませんが、「物事」という言葉があります。篠岡カルタは絵札=「もの」読み札=「こと」がそろって「ものごと」になるものです。カルタの絵札は原則写真を使い、さつえいのできないものは絵にし、背景をくりぬき、ものだけが札の中央に浮かんでいる様にします。

 「ウサギ」であることを人に伝えたい時、例えばウサギの特ちょうである長いミミが切れていると、ウサギだと伝わりにくいこと。全体像が見えるよう(切れないよう)さつえいする等、パソコンで写真の背景をくりぬいたりして、実演しながら説明しました。



十二、『素材の編集、第一回目
 10月19日。運動会が終わり久しぶりのカルタづくり授業ですが、その前に給食いただきました。そのおかずが、カルタの素材にも選ばれた「名古屋コーチン」の卵とじ。「おいしいね」「意外とやわらかいね」と言いながら食べていました。




 さて授業ですが、一クラス18個、合計36個の素材を選定し、各班二つずつにふり分けられていました。いよいよ文の作成やさつえい等の編集作業に入って行きます。始めに簡単に印刷しつくったサンプルのカルタで、字や画像の大きさ、配置、字数などのルールについて説明し、仕上がりイメージを共有しました。


その後、各班で編集作業を始めました。「大山川」の絵札の画像を何にするか、なやんでいるグループとのやりとりがありました。「生徒:川の写真を撮ってこよう」「原:川だと背景がくりぬけないよ」「生徒:じゃあ橋は?」「原:橋もいいけどもうちょっと考えて」「生徒:ホタルの幼虫にしよう!四年生にとらせてもらおう」。


 篠小では四年生になると、市の人と大山川を清掃しホタルの幼虫を放流しています。篠岡地区では大山川といえばホタル、という点に着眼したようです。
  カメラマンの大学生にコツを教えてもらい、さつえいに行く人もいました。保護者とのワークショップから得た「小鳥の森」に由来する木の根っこや、「ウサギ狩り」に使えるウサギは校内にあります。「三明神社」が近所にあるので、帰ったら写真を撮ってくるとはりきっている子もいました。





 「名古屋コーチン」のキャラクター「こまちん」を絵札に使いたいけど、どうしたら良いか?と質問にくる人もいました。

 内容が決まり、さっそく文作成するグループ、絵札の画像のアイデア出しに四苦八苦しているグループ、様々です。素材が決まる前はばく然としていたのが、いよいよ本格的な形にしなくては!というきんちょう感にかわってきた様に思えました。









<<<札に選ばれた素材いちらん(2012.10.19)>>>
1.亜炭
2.池之内巡査駐在所
3.篠岡村
4.篠岡支所
5.名古屋コーチン
6.大山川
7.小牧・長久手の戦い
8.八丁とんぼ
9.サギソウ
10.シデコブシ
11.うさぎ狩り
12.小鳥の森
13.スクールバス
14.桃(後日「桃とブドウ」に変更)
15.戦争の備え
16.棒の手
17.町の人の願い
18.のぼり窯
19.三明神社
20.三十六歌仙
21.大山廃寺・児神社
22.祭りばやし・みこまい
23.妖怪退治(後日「妖怪」に変更)
24.福厳寺
25.かえどり
26.おし寿司
27.篠岡郵便局
28.消防署、ロボット(後日「消防署」に変更)
29.四つ池
30.スカイステージ
31.柿しぶ
32.寺(後日「寺と神社」に変更)
33.わらび
34.篠岡小学校(後日「小牧市立篠岡小学校」に変更)
35.義校
36.篠岡百話








十二、『素材の編集、第二回目

11月22日。前回の編集作業の続きです。内容や画像をコンピューター室で検さくしたり、文作成を始めているグループもありました。カルタを場所情報から知るための地図もつけるので、場所の位置を報告してもらいました。


前回、「名古屋コーチン」の絵札に「こまちん」を使いたいと言っていた人が「こまちんのことを入谷先生に聞いてくれましたか?」と、札にしたくてとても気になっている様でした。こまちん以外にも使用の許可が必要なものは、手紙を書いてお願いしましょう、ということになりました。


 カメラマンの大学生直伝の手づくりさつえいキットを使い、本格的なさつえいをしました。「戦争の備え」に由来する画像は入手できなかったため、幼稚園で使っていた防災ずきんを使おう、というアイデアも出てきました。
カルタには、内容をより深めるための解説書もつけるのですが、自分たちで書きたい!というグループもありました。


2学期は運動会や修学旅行があり大変だったようですが、良いカルタにしようと、智恵を出しあってがんばっている様子がうかがえました。
カルタの制作は全十二回をむかえ終了しましたが、入谷先生との校正・かん修のやりとりが始まります。冬休み前までに文を完成させるべく、編集作業はまだ続きます。




番外編、『「福厳寺の火渡り神事」取材

福厳寺山門
12月9日日曜日、1組の「福厳寺(ふくごんじ)」グループの男の子が2人、先生と取材に来ました。
これは観音様の化身とされる火伏せの神、秋葉三尺坊大権現をまつったお祭りです(「愛知県観光ガイド」より)。
祭りの最後に行われる、行者の後に続きごうごうの火の中を歩く「火渡り神事」が有名です。



火渡り神事(児童のさつえい)
また、入口にある陶製の宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、小牧市の指定文化財です。
歴史好き地いきの人にも協力してもらい、さつえいのポイントを教えてもらい、行者が点火するところなどを撮りました。



この日は雪がまっていてとても寒かったのですが、甘酒のふるまいであたたまりました。
火渡り神事
実さいに火渡りをしてみた児童が、「来年は良いことがありそう」と言っていました。

2013年5月25日土曜日

1学期の巻_取材、素材収集(’_’v

零、『はじまり』 

 自分が住んでいるところは、いつごろからあるでしょうか。どんな場所で、どんな風景だったのでしょうか。それらが一つひとつわかってきたら、楽しいと思いませんか?
 小牧市立篠岡小学校は、愛知県小牧市の東部、桃花台(とうかだい)ニュータウンにあります。「篠岡百話2012」は、篠岡小の6年生(※1)が地いきの人、きょう土史家やデザイナーと得意分野を分たんし、篠岡という場所のもつ、昔から今の物語をひもといていく総合学習授業でした。
※1. 2012年度の6年生です。


一、『オリエンテーション』

 2012年5月11日。カルタづくりの始まりは、カルタの歴史や種類を理解することと、目的等プロジェクトについての説明でした。




<<<主な目標>>>
1. 専門家とのコラボレーションで制作の楽しさやきびしさを体験しながら、色んな人が使える、篠岡事典になる様な本格的なカルタを目指す。
2. 古老から話を聞く・保護者の子ども時代の思い出を引き出す・地いきのお店を取材する等、色々な方法でカルタの素材を集める。
3. カルタが完成したらプログラマーの協力で電子化し、カルタを発展させる。

 最後にカルタ取りをして楽しみました。



二、『「昔を思い出す」オーラルヒストリー、第一回目」

 5月16日。篠岡に昔からお住まいの3人の古老をお招きし、昔の様子を話していただきました。「人形を自分で作って遊んだ」「山あいなのでウサギがりをしてえり巻きや食用にした」などの、今との違いにおどろきました。「大山川がどれくらいきれいだったか」を質問したりしてワークシートに書きこみ、発見を発表しあいました。






 三、『「昔を思い出す」オーラルヒストリー、第二回目』

 5月18日。第二回目の話し手は、コトのおこりの「篠岡百話」活動を始められた入谷哲夫(てつお)先生。何十年も前は篠岡中の国語の先生でしたが、今はきょう土史家として活やくされており「名古屋コーチン作出物語」等の本も書かれています。この日のトピックの一つは「名古屋コーチン発しょうは、篠岡の池之内だった!」ことでした。





四、『オーラルヒストリーのまとめとカルタ研究』


 5月23日。そろそろ発見したことのまとめと発表・共有を始めました。ワークシートに書かれた取材内容を、まずは「発見List」にどんどんリストアップしていきます。1. 番号、2. 発見日、3. 発見したもの・出来事をあまり深く考えず、たくさん書き出します。次に「発見Note」にリストアップしたものの一つひとつについてくわしく書きます。Listの1番が「ウサギがり」だとしたら、Noteの1番も「ウサギがり」にして、情報をいっちさせます。


 この段階では「聞く」→「たくさんメモする」→「整理する」→「発表・共有」の作業をくり返し行いました。
取材の時はあわてて正確に聞き取れないことも。でも大事なのは、わからない点をはっきりさせておき、後で他の人とおぎない合うこと。

 また、カルタを作る人がカルタについて知る必要もあります。色んなカルタでみんなで遊んでみた結果、大きさ・形・厚み・字の大きさ・読みやすさなどの使い勝手を比べ、対象年れいのすい測・遊び方・使い勝手なども考え「カルタ研究報告書」にレポートしました。






五、『「ちょっと昔を思い出す」ワークショップ』

 6月16日。この日は授業参観日でした。篠岡に昔から住む8名の保護者に「篠岡のちょっと昔」を自由に質問する、ワークショップ形式で素材を収集しました。


 子ども時代の遊びや流行、食べ物などのことを思い出してもらったら、「昔は学区が今より
広く、バス通学の人がいた」「学校のとなりに駐在所があった」など出ました。このような「場所」に関する情報を持っているものは、白地図に書きとめていきました。


 最後に、感想を話してもらいました。「久しぶりに子どものころを思い出し、温かな気分になった」「今まで話したことのない先ぱいと再会し、この日をきっかけにゆっくり話せて良かった」という、思いがけない出来事もありました。







六、「ちょっと昔を思い出す」ワークショップのまとめ

 6月20日。お題が「ちょっと昔」だったので、オーラルヒストリーの時とはちがう発見がありました。例えば「休み時間に‘小鳥の森’に行った」という話がありましたが、その場所はメモできたか?を確にんしました。
他のグループに、プールの側にあったという情報を得た人がいて、学校に近いので休み時間に行けたのだなということがわかりました。このように、情報を他の人に公開しおぎない合い、なぞを解いていきました。








七、「今を見る」篠岡たんけん、お店・事業所取材
 
 6月27日。篠岡の「今」の様子も見るため、お店や事業所を取材しました。








<<<協力してくださったお店・事業所>>>
1.伊藤次郎商店さん(ガス屋さん)
2.倉知仏だん店さん
3.名北ゼンヌ幼稚園さん

4.スカイステージ33さん(マンション)
5.小牧市消防署東支署さん
6.徳泉寺さん
7.祥雲寺さん


 デジカメ担当の人は、いつも授業の様子を撮影している大学生にレクチャーを受け、引率のお母さんたちとそれぞれ目的地へ。1.どんなものを売っているか(仕事内容は何か)?、2. 何がよく売れているか?、3. 昔と今とで変わってきたことは?等を質問しました。


 スカイステージ33さんは、取材を特別に許可してくださり、めったに入れない最上階へ案内してくださいました。倉知仏だん店さんでは、おとなりの、当時のまま残っている篠岡郵便局の建物を見る事ができました。伊藤次郎商店さんでは「昔は豆タンやあんかが売れた」と、あつかうものの変化について聞く事ができました。


 帰ってきたら「これって○○なんだよ」と話したり「カルタの素材にするにはどうしたらいい?」と相談しあったりしていました。「カルタにしたい話はどれかな~」と、カルタを意識してまとめている人もいました。「知らない事がいっぱいあった」と引率のお母さんたちももりあがっていました。






八、「今を見る」篠岡たんけん、お店・事業所取材のまとめ

 7月11日。この日はお店・事業所取材の発表とまとめでした。その一部を紹介しますと・・
スカイステージ33班:「スカイができる前は山があった」
ゼンヌ幼稚園班:「子どもがかがやくような手助けをしたいそうです」
倉知仏だん店班:「便利だけど自然もある町が良いそうです」
小牧市消防署東支署班:「入口に廃材で作ったロボットがあります」
徳泉寺班:「自分と他人を大事にする町が良いと言っていました」
祥雲寺班:「子どものたくさんいるまちになってほしいそうです」
伊藤次郎商店班:「じろーくん(お店のマスコット)の写真をとらせてもらいました」


 次に、今まで集めたものの中から「カルタの素材にしたい!」と思うものが下記の1~5をみたしているか考えました。

<<<カルタにするために必要な条件>>>
1.物事、物、出来事の名前と読みがな
2.教えてくれた人の名前と読みがな
3.年代
4.場所
5.写真や絵

 そして、おすすめする理由を発表しあいました。
「納豆モナカ。面白いからたくさんの人に知ってほしい」
「親鸞(しんらん)さん。良い言葉を残しているから」
「旧郵便局(篠岡郵便局)。今も建物が残っているから。建物の写真もとった」
みんな篠岡のことを知ってほしい気持ちでいっぱいですが、条件のそろっているものはなかなかありませんでした。また「篠岡地区特有」ということが理解しづらいようでした。

 次に、なぜ1~5が必要なのか、デザインのことにふれながら説明しました。
カルタには「絵札」「文字札」があります。面白い素材でも、絵札にのせる写真や絵が無いとカルタとして成立しません。また、出来事や物がどこにあったかわかれば、より理解が深まるので、場所情報もできるだけはっきりさせ、地図にプロットしておきましょうと話しました。
また、カルタ以外に細かい説明をのせた解説書や年表をつけるので、3.の年代は必要ということを説明しました。

2学期は集めた素材の精選です。実さいにカルタの大きさや形などを具体的に考えていくのです。こうして、1学期最後のカルタづくり授業は終了しました。